慢性関節リウマチ患者の日常生活の注意点

厚生労働省の平成29年患者調査では、リウマチ患者数は約33万と推定されています。関節リウマチは80%が女性であると報告されています(【引用】クリニシアン リウマチ性疾患における性差 山中寿) 

 

アルコールは関節リウマチの炎症を悪化させます。関節の痛み・腫れがあるときは、飲酒は控えましょう(アルコールが関節リウマチの機能改善に良いという報告もあります*)。

【引用】ファイザー株式会社 資材 リウマチガイドブック
【引用】第一三共 患者向け資材 プラリアサポート手帳
【引用*】J Rheumatol._Associations of smoking and alcohol consumption with disease activity and functional status in rheumatoid arthritis.2014 Jan;41(1):24-30

睡眠をしっかりとりましょう。リウマチ患者は疼痛、うつ状態などにより睡眠障害をが合併しやすい。睡眠障害はリウマチの活動性に影響することも報告されており、睡眠障害をしっかりとコントロールすることは、リウマチの疾患活動性を改善させる可能性が考えられる

【引用】クリニシアン 睡眠障害と関節リウマチ 新潟県立リウマチセンターリウマチ科 伊藤恥 65巻4号 357-363
【引用】ファイザー株式会社 資材 リウマチガイドブック

椅子やベッドのほうが関節への負担が少ない(洋式の生活で負担を軽減しましょう)

【引用】Carenet 患者説明用スライド 関節負担を軽減する自宅での工夫 2014/10/24 

立ち上がる際に手首を曲げて力をかけないようにしましょう。

椅子などから立ち上がるときは、テーブルに手のひらだけをのせて重心をかけるのではなく、前腕全体をささえにします。

【引用】Carenet  患者説明用スライド 関節負担を軽減する心がけ 2014/12/05
【引用】書籍 膠原病を克服する 順天堂大学膠原病内科教授 橋本博史

食事は、筋肉をつくるタンパク質を積極的にとりましょう!

【引用】carenet  患者説明用スライド 推奨される食事 2014/12/05

禁煙しましょう。リウマチ患者では、心血管疾患を発現するリスク因子となっています。また、喫煙者は⾮喫煙者よりも処⽅されている抗リウマチ薬(DMARDs)の数が多く、メトトレキサートおよび腫瘍壊死因子阻害薬の治療効果が劣る可能性があります。

【引用】Arthritis Care Res_ Patient Perspectives on Smoking Cessation and Interventions in Rheumatology Clinics. Wattiaux A 2020 Mar;72(3):369-377

歯周病に注意しましょう。歯周病は関節リウマチの増悪因子です。

【引用】関節リウマチ発症の危険因子とされる歯周病の存在が関節リウマチ患者の治療経過に及ぼす影響に関する研究 林繭子  日本リウマチ学会総会・学術集会プログラム 2019.03
【引用】Rev Med Chil. [Association between chronic periodontitis and rheumatoid arthritis. A systematic review].2019 Jun;147(6):762-775

【患者向けサイト】

リウマチTea room|関節リウマチの情報サイト

(ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社と小野薬品工業株式会社が運営)

リウマチほっとネット|旭化成ファーマ